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Clojure メモ

大昔(たぶん10年くらい前)Clojureを試したときは、 jarファイルをJavaに読み込ませてClojureを起動したような気がするのだが、 今はどうやらClojure command line toolsとやらをインストールするのが 普通のやり方らしい。以下「Clojureをインストール」と書く。

そんなわけでMacBookにClojureをインストールしようとしたら (あんまりClojureと関係ないところで) 予想外に面倒だったのでメモを残しておく。

1. 「ご注文はうさぎですか? BLOOM」を第1羽から再生する

https://gochiusa.com/bloom/

これをしないとインストールがうまくいかない

2. brewをインストールする

https://brew.sh/

MacにClojureインストールするにはbrewが必須らしい。 MacPortsしか使っていない私はまずbrewをインストールすることになった。 まず謎のスクリプトを実行する。

% /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

それからパスを通すために.zshrcの末尾に謎の呪文を追加。

# .zshrc
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"

.zshrcを再読み込み。これで終わり。

% source .zshrc

3. CommandLineToolsをアップデート

これでclojureをインストールしようとしたら MacのCommandLineToolsが古すぎると怒られたのでアップデート。

% sudo rm -rf /Library/Developer/CommandLineTools
% sudo xcode-select --install

4. Clojureをインストール

https://clojure.org/guides/getting_started

brewコマンド1回で終わり。かんたん。

% brew install clojure/tools/clojure

cljコマンドを起動するとREPLで遊べる。

% clj
Clojure 1.10.3
user=> (first '(a b c))
a

5. Emacs 26+をインストール

ClojureをEmacsで使うにはCIDERとやらをインストールするのがいいらしいが、 CIDERをインストールするにはEmacs 26以上が必要らしい。 今入っているEmacsが古かったので(せっかくなので) brewを使って新しいEmacsをインストールした。

% brew install emacs

Emacs 27がインストールされた。

6. EmacsからMELPAを使えるようにする

https://melpa.org/#/getting-started

CIDERをインストールするにはMELPAとやらを使えるようにする必要があるらしい。 .emacsに以下の設定を書く。

(require 'package)
(add-to-list 'package-archives '("melpa" . "https://melpa.org/packages/") t)
(package-initialize)

すでに (package-initialize) が書いてある場合は、 それより上にrequireadd-to-listを書く。

あとはEmacsで謎の呪文を実行してパッケージを更新する。

M-x package-refresh-contents

7. CIDERをインストール

https://cider.mx/

Emacsで謎の呪文を実行。

M-x package-install RET cider RET

これでCIDERがインストールされる。 あとはcljファイルを開いて、 C-c C-x j j でREPLが起動する。 式の末尾にカーソルを置いて C-c C-c で式を評価。 多分 C-c C-k でファイル全体を評価。

おわり

ご注文はうさぎですか? BLOOM 第2羽のエンディングあたりでここまでできた。 あとはごちうさを見続けるだけ。おわり。

2021-10-10